常稱寺外観

常稱寺

常稱寺
阿弥陀如来の大慈悲に包まれ生かされる

常稱寺は、本願寺第三代門主覚如上人の長男、存覚上人が当地方に巡教した際、岩田勝之進重房に来泊され、重房は深く上人に帰依して出家をし、お念仏の道場を開かれたことから始まります。

その後代々、重房の志を継ぎ、庵室に精進してまいりました。現在の寺より乾方(西北)に道場屋敷があったと記録には残っております。 それから100年余り後、重房の子孫である岩田正雲が、本願寺第九代門主実如上人に請うて大永4年(1524年)にご本尊を授かりました。

浄土真宗本願寺勢力(一向一揆)と織田信長との戦いである本願寺石山籠城戦(石山合戦)へ岩田明秀が参加をしました。正親町天皇から勅命が発せられ、本願寺第11代顕如上人は信長と講和を結ぶこととなりました。
今から418年前の慶長11年(1606年)、本願寺第十二代門主准如上人により木佛尊像を下付され、現在も本堂に安置されているご本尊がそれであります。
常稱寺
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正徳2年(1712年)、茅葺屋根の本堂を瓦葺屋根に改築する大修繕が行われました。
その後、さまざまな修繕・改築を遂げることとなりますが、平成23年5月から平成25年1月にかけ、常稱寺本堂の平成大修復が行われました。1年半に渡る大工事を終えることができ、また平成25年11月には落慶法要を迎えることとなり、多くの門信徒の皆様に支えられているという事を改めて感じております。
常稱寺
常稱寺
常称寺保育園の園歌にも歌われております常稱寺の銀杏の木は大門横に植えられ、現在も毎年秋には多くの実を実らせています。
また紅葉の時期には子ども達だけでなく、地域の方々の目も楽しませているとのことです。
親鸞聖人のみ教えを伝える聞法の道場としてこれからも地域の皆様と共に歩んでまいりたいと思います。
住職・代表役員 岩田恵人
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